サラリーマンのコミュ力

月曜日, 11. 12. 2012  –  Category: Featured, ネタ

ウン、ソウダネ、ワカルヨ – 24時間残念営業
http://lkhjkljkljdkljl.hatenablog.com/entry/2012/11/12/105542

基本的にコミュ力アップ系の記事は目の下の辺りの顔の筋肉が痙攣するので読まないようにしているんだけど、id:lkhjkljkljdkljlさん(ぶっちゃけ、元id:nakamurabashi)が言及していたのでちょっと補足してみたい。

ウン、ソウダネ、ワカルヨ

参照リンクを読むのが面倒くさいという方のためにザックリまとめると、まとめサイト内で言及されていた「相手の話をまず肯定する」という手管(コミュニケーション研修とかで必ず出てくるので社会人の皆さんはあたりまえにご存知のこととは思うが)は、いわゆる「おばちゃん」のやりかたであると。
「おばちゃん」は周囲との摩擦を望まないので、相手のことを適度に肯定しながらうまいことやっていく。その実績から考えて、元記事(まとめサイト)の話には一理あるという。
psiはコミュニケーション研修で習うような小手先の話はどうでもよくて、そういうのを駆使するしないに関わらず、そのコミュニケーションをどれだけ楽しめるか、その場は楽しかったとしても家帰ってから知恵熱でて翌日会社いけないくらい鬱にならないようにするにはどうしたらいいかとかそういう話が重要だと思うのだが(ブコメもそういうのが多かった)、もちろん元記事もそこは指摘しつつの、まあ、それでも「ウン、ソウダネ、ワカルヨ」は呪文だと思って覚えとけばいいんじゃないの、とおっしゃる。

ナルホド! タシカニソウデスネ!

「ウン、ソウダネ、ワカルヨ」は一定の有効性をもつとして、それは「おばちゃん」のコミュニティ内での話だ。
もっというなら、「共感」や「同調」を求める相手に対してだ。

そこで、psiはサラリーマンが職場で使用する呪文として、「ナルホド! タシカニソウデスネ!」を提唱したい。
「ウン、ソウダネ、ワカルヨ」と何が違うのかって? よい質問ですね。(←これも呪文で覚えとくといいよ。ソレハヨイシツモンデスネ!)

「ナルホド! タシカニソウデスネ!」には、「あなたのご指摘を受けて私ははじめて気づきました!(知りました!)」というニュアンスが含まれているのである。
意識高い系の人が大好きな「気づき」を、あなたが! 私に! 与えてくれたのです!

仕事の場では共感や同調よりも、自分の正当性を評価されたい人、自分の優位性を確認したい人のほうが多い。
何気ない同意の言葉「ナルホド! タシカニソウデスネ!」によって、さりげなく「自分が評価された感」「あなたは私より上です感」を植え付け、気分良く仕事してもらおうではないか。

え? 最初から自分も気づいていたから「気づき」なんて無かったって?

そんなのどうでもいいんです。

仕事なんて適切な結論と結果が得られれば、それを誰が発案したかなんて客観的に見ればどーでもいいんですよ。
「正当性を評価された」なんて本人の自己満足以外の何の役にも立ちません。

マサニオッシャルトオリデス!

2ちゃん風に言うところの「禿同」、ガイジン風に言うところの”Exactly!”である。

いくら呪文つっても仕事では「ソウデスネ!」とか「ナルホド!」とかばっか言ってるわけにいかない。
「このオッサンの言うこと全部聞いてたら、この会社滅ぶぞ……」とか「なんで何十時間もかけてそんなクソの役にもたたねーことをしなきゃなんないんですか。第一そんなワークロードと原資どこから捻出するんですか。え? 半日で終わるからボランタリーで? あんたは殺せんせーですか!」みたいな場面がいっぱいあるわけです。
しかも大体、毎回同じ人。
摩擦とか言ってる場合じゃない。

だからつって毎回反抗してると「なんだこのクソ生意気な小娘め!」みたいに思われて、聞く耳をもってもらえなくなります。
なので偶に訪れる同意タイミングでものすごく大仰にリアクションします。

「マサニオッシャルトオリデス!」

全肯定します。
魂の双子、ソウルメイト、前世で結ばれていたくらいの勢いです。

そうするとですね、肯定された時の印象が強いので、実際には八割ぐらい否定してるんだけど、五分五分くらいの印象になり、「俺の言うことなんでもかんでも拒否ってるんじゃないんだな」と冷静になってもらえます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あ゛ーーーしごとめどいー 

しゃちく、ですゆえ?

(本日の妖精さん)


人力あわせて読みたい;

結婚式に招かれた女が取るべき5つの行動
http://in-flux.info/archives/2007/04/5_2.html

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