2009年下半期CDレビュー
日曜日, 01. 3. 2010 – Category: Review
こんばんは。前のエントリをポストした直後から激しい下痢と嘔吐に見舞われ、大掃除したばかりの洗面所兼トイレが一瞬にして台無しになりました。
psiの2010年を象徴しそうな出来事です。。。相変わらずダメ人間として生きていきます。。。。
■beacons of ancestorship / tortoise
Beacons of Ancestorship Tortoise Thrill Jockey 2009-06-23 |
“standards”以来どんどんオーガニック志向/オールドロック志向を強め、”tortoise”,”millions living will never die”の都会的な感じは全くなりをひそめて、もはやカントリーの域にまで達しつつあったTortoiseですが、一周ぐるっとまわって戻ってきた感のある本作です。
これまでの各作品のいろいろな展開を包含しつつも、”bumps”での活動の成果か、パーカッション色が強いのも、初期Tortoiseを彷彿とさせます。
ジョン・マッケンタイアは90年代、ゼロ年代に引き続いて、テン年代でも欠かせない才能として音楽シーンに君臨するだろうと確信させる一枚。
■(m)orning / Mae
(m)orning Mae Cell/Tooth & Nail 2009-09-09 |
“Destination Beautiful”の頃の透明感を少し取り戻した感のある新作。
1stよりおとなし目なのは若干残念ですが。。。この間の来日公演はチケット取ったのに忙しくていけませんでした。残念。。。
→以前のMaeライブレポート
■You are my sunshine / copeland
You Are My Sunshine Copeland Tooth & Nail 2008-09-25 |
よくもまあこんなこっ恥ずかしいタイトルつけるもんです。
エモい側面よりも持ち味の透明感ある歌声とメロディに焦点を絞った作品。
これはこれで他には真似できない良作なのですが、もっとヘヴィな曲調の作品が欲しかったのも事実。
■Dizzy kiss / The Lionheart brothers
Dizzy Kiss The Lionheart Brothers Racing Junior 2008-01-14 |
これ……誰?
なんで買ったのか全く記憶がないのですが、たぶんアマゾンにお勧めされたので買ったと思います。
ノルウェーの出身らしいのですが、どっちかというとグラスゴーとかアイルランドとかの北イギリス方面のインディーポップにキラキラ系サイケを振りかけた感じ。
どっかで聴いた感はぬぐえませんが普通に良作だと思います。
■Strength in Numbers / The Music
STRENGTH IN NUMBERS(3万枚生産限定) ザ・ミュージック UNIVERSAL INTERNATIONAL(P)(M) 2008-06-04 |
デビュー時に超個性派だと、2枚目以降にコマーシャル路線を意識させられて大失敗、そのままポシャる、というパターンが多いのですが、The Musicは2枚目で適度に一般受けする音作りに成功しつつも、The Musicの本質を失わずにその後もクオリティを落とさなかった珍しいタイプのバンドです。
その間にむしろあとから出てきたインディーダンスバンドがThe Musicのマネをこいて人気が出たので、The Musicが陳腐化して聞こえる始末。
内部的には解散の危機とかレコード会社が云々とかいろいろあったようですが、それらを乗り越えて、そこらのマネっこジャリガキバンドを蹴散らすパワーを備えたこれだけの作品を作ってくれたことに感謝。
■No More Stories Are Told Today I’m Sorry… / Mew
No More Stories Are Told Today Sorry… Mew Columbia/Evil Office 2009-08-24 |
タイトル長ぇよ。
いや、あのさ、このヨーナスの天使声+プログレヘヴィメタって組み合わせはそれはそれで唯一無比だと思うし好きなんですけど、もう”Frengers”には戻れないんでしょうか。。。
なんだろう、あの絶妙なポップ加減。すっごい無邪気に大破壊をしている上空を天使がくるくる飛んでるみたいなね。
■Amor Vincit Omnia / Pure Reason Revolution
Amor Vincit Omnia Pure Reason Revolution Superball 2009-03-09 |
恥ずかしいタイトル第二弾。
なんでなかなかPRRが盛り上がらないのか不思議だったんですが、今回日本盤買ったので解説読んだらほとんど別バンドかっつーくらいメンバーの入れ替わりとかレコード会社変わったりとか大変だった模様。
そんなにメンバーの入れ替わりとかあった割には、PRRの最大の武器であるゴスペルっぽいハモりは健在。あとプログレっぽいというか、秘密結社っぽいというか、悪魔信仰っぽいいかがわしさというか。
しかし全体的に電子音が前面に浮上してきて、前作のヘヴィさは抑えられている点が残念。
■Perfect Symmetry / Keane
Perfect Symmetry Keane Universal Portugal 2008-10-14 |
ヤク中を乗り越えて、とはいえ一時のハイプぶりからは完全に堕ちた感のあるKEANE。
UKロックの世界じゃヤク中なんて珍しくもなんともないですが、KEANEのパブリック・イメージ的にイタかったな。
それを悟ったかのように、”hopes & fears”の透明清純な路線は捨てて、純然たるグッドメロディと歌唱力で勝負してきているのですが、正直、KEANEじゃなきゃダメというあとひと押しにかけている感じがします。相変わらず歌は激ウマなのですが。。。
■TOKYO-SOLDIER / GARI
TOKYO SOLDIER YOW-ROW GARI FABTONE RECORDS 2009-10-03 |
■NEO RADIO STATION / GARI
NEO RADIO STATION GARI ビクターエンタテインメント 2006-06-21 |
一昨年のライブ目撃以来ヘヴィロテのGARIですが、やはり”Masked”が一番いい。
YOW-ROWの限りなくロック寄りなライムとシャウトがGARIのエッセンスだと思うので。。。
そういう点では時期的なアレか、TOKYO SOLDIERよりもNEO RADIO STATIONの方が良かったですね。
エレクトロ方面にはあまり寄りすぎずに頑張ってほしいです。
1月 4th, 2010 at 8:48 AM
おおー、身体大丈夫かーー???
私も最近体調不良気味だし、お互いみそピーだから気をつけようねん☆
喪中だから年賀状送らんかったが、今年も宜しく的な気持ちは変わらずですたい。
洋楽わからんのでこんなコメでスマソ。
1月 4th, 2010 at 10:19 PM
こちらこそ、今年もよろしくお願いします~
みそじは体力落ちるから気をつけなきゃですなぁ。
私のは今回、体力(と精神力)低下時に発生するいつものやつではなく、食当たり的な雰囲気でした。
わーい、当たり年!…とあくまでポジティブ志向でいきたいと思います。
いまさら家にネット環境ができたのでSaniの作品チェックしとくね。
2月 14th, 2010 at 5:12 PM
【目指せ】年末年始ソーシャライズログ【リア充】
うおお、知恵熱出る…… psiは本来非コミュの引きこもりキモオタなのに、やたら最…