Summer Sonic '07 [ 12 Aug. Tokyo ]

火曜日, 08. 14. 2007  –  Category: Review

なんか気分が乗らない。
「あー今日はサマソニの日だー」とか思いながら朝起きて普通にはてなのホッテントリとかチェックしてるのが悪い。
あ、遅刻だ。
■OCEANLANE
そんなわけで一番見たかったバンドの一つなのだが遅刻。
遅刻の上にIslandステージがマリンスタジアム側と勘違いしており一音も聴けず。
ま、こいつらのライブは何度か見てるからいっか。
■REVEREND AND THE MAKERS
知らないアーティストなのだがOCEANLANEの後に始まったので何となく聴く。
わいわい踊れてなかなかよろしい。
■the polyphonic spree
アーティスト集団らしく、ステージに張った幕を切り裂いて中から出てくる趣向など、エンターテイメント性あふれる高品質ステージ。(お色直しあり。やっぱあの白服着てくんなきゃね)
なんというか、ステージ全編紅白歌合戦の最後の「ゆく年くる年」みたいな。今年もオーラスです、みたいな。
途中、Nirvanaの”Lithium”のカバーも祝祭ムード満点。
会社のエレベータミュージックで”smells like teen spirit”が流れるたびに気分悪くなって健康管理センターに駆け込みたくなるpsiですが、このカバーはあり。逆にこんだけhappyに演奏されれば彼もアリと思ってくれそうな。
まあ、ただ一つ気になる点といえば、これだけです。↓
奴ら、ギャラどうしてんだろう?>テラ大所帯
■brett anderson
「ブレットとマニックスだけは死んでも見る!」と鼻息の荒いドラムヤギと合流。
ドタキャン女王のベースヤギがまた伝家の宝刀を振り回したそうで、その仕打ちのひどさに関して、超絶勝ち組なシティライフ新居への嫉妬混じりの愚痴を聞かされる。まあ、奴のキャラだからさ、あれは。15年も付き合ってればわかるだろうに。こっちもあっちが提供してくる程度の誠意だけを提供すれば角が立たなくて良いのですよ。
あと、トム・クルーズが飛び込めそうなくらいの水槽がある都心の新居に関しても、ドラムはまだ自分が勝ち組の端っこくらいにはいると自負してるから妬ましくなるわけで、psiくらい俗世間がどうでもよくなると普通に「ふーん。すげーな。オレも泳いでおk?」くらいしか思えません。
逆にpsi的にはドラムヤギとライブを見るのが結構微妙だったりする。
別にドラムヤギはいいやつなんだが、ライブに対するスタンスが違うんだよな。
演奏中に解説とかしてくれるんだけど、周囲のお客さんに申し訳なくなっちゃうし。静かに見ろよ。
あと、MCについても「すごいマンチェスター訛りだね」とか「ねぇ、今かなり酷いこと言われてたのにみんなイエーとか言ってていいのかなぁ、バカにされてるよ、めっちゃ」とか同意を求められるんだけど、この子自分がリスニング力抜群ってことをアピールしたいのでないならば、一体何を言いたいんだ? とか冷静に思ってしまうのだよね。。。多分奴は無自覚なんだよ。自分のアピりたい感情に。しかも私に対して微妙にアドバンテージを取ろうとしつつも、同意を求めることで「貶されてもイエーとか言ってるその他大勢とは違うよね」仲間に私を引っ張り込んで優越感をごまかそうとしてるのが姑息。
んだもんで、大体の意味くらいは聞き取れているにもかかわらず、「訛りとか以前に何言ってんだかサッパわかんなかった」と答えて「その他大勢」側に行こうとする俺様もイヤな友達だ。
そうこうしている間にくたびれたサラリーマンみたいな渋いスーツでブレット様登場。
ソロ曲から始まって、「ブレットって普通の歌い方もできるんだー」とか思いながらあまりのまったりムードにぼよよーんとしてたら突如Suedeの曲が。Trashとbeautiful oneとあとなんだ、曲名わからないけど4曲くらいやった。
とりあえずガン踊っといた。
そしてやっぱりソロでもあのへっぴり腰の変な踊りはやるらしい。。。あれを見れただけでなんか満足だよ。
終演後ドラムが「Suedeの曲4曲くらいやったよね。○○と××と、あとなんだっけ?」「4曲?3曲?えっと、多分4曲!」と話しかけてくるのだが、私は別にSuedeファンじゃなかったからそんなこと言われてもわからんよ。あんたの方がSuede詳しいのは自明だし。私がなんてリアクションすれば満足なんだ?
■エアギター選手権
ガチャピンがエアギターかき鳴らしてバク転してた。すげええ。下手なバンドよりも大きな喝采を浴びているガチャピン、流石だ。
■Sunshine Underground
ドラムはマニックスのために場所取りをするといって早めにマリンスタジアムに出かけたので別行動に。
うおおおおお、踊るぞ!
すげー満足。
……なんだけど、コレ系だったらやっぱK.B.C.とかPure Reason Revolutionに来てほしかったなぁ。PRRはライブが微妙とのうわさもあるので、アレですが。
■Manic Street Preachers
Sunshine….が終わって一服してからマリンスタジアムに移動したので”design for life”から聞いた。
最近の曲はまったくフォローしていないのですが、私が行ったあとは昔の曲が多くてよかったです。
ニッキーはいつもどおりスカート姿だったのですが、かつてないミニスカートでハイキックとかするのでドキドキしました。30余裕で過ぎたオッサンの生足があんなキレイで良いものか。気になる写真→
最後は”motorcycle emptiness”!! ヤホー!
“リッチーに”って言ってた気がするけど自信なし。まぁ、やってくれただけでうれしいよ!
■kasabian
好きな曲はアリーナでガンガン踊りたいんだけど、それ以外は疲れるのでどうしようかなーとスタンド席に座ってたら好きな曲以外見事に寝た。
もうすぐyanokami始まるーと思って会場出た途端に”empire”(多分。曲名とかあんま把握してない)が鳴り出し、しまったー、これ見てから出れば良かったと思う。
■yanokami
さてこそ。幕張海浜公園は見事な夕暮れ。ここが勤務地だとは。。。。モゴモゴ
砂に足を取られながらまあ一杯やりながら和みますか。
トロピカルなお酒を期待してバーに行ったらソレ系のリキュールが全部sold out。みな考えることは同じか。
と、矢野顕子とレイハラカミの絶妙に力の抜けるMCとともに、始まる。ヤノの歌声、ハラ神のトラック、すとんと夕闇に落ちて行く。至福。

なごむこと極まりないんだけど、やっぱハラカミの神トラックを聞いていると体がムズムズしてきて結局踊った。
砂浜に足が沈む。。。。
はっぴいえんどの「恋は桃色」カヴァーもすんばらしい。はっぴいえんどのカバーでは中村一義の「恋は桃色」(※)がダントツだと思ってたんだけど、これは結構張るね。
※立教大学学園祭にタナソーのロック講座を聞きに行くというイタい行為をした際に、会場で聴いて衝撃を受けた。後に「ハレルヤ」のCP曲として音源化された。
■帰途
花火を横目に帰宅。
いつもロッテの試合帰りの客と電車が被ると「暑苦しい、ウザい!」と嫌な気分なのですが、今回は自分がご迷惑側なので恐縮することしきり。日曜で通勤ビジネスマンがほとんどいないのが不幸中の幸いか。
しかしいつもの通勤路がフェスの帰り道って一気に現実にもどるなぁ。。。

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2 Responses to “Summer Sonic '07 [ 12 Aug. Tokyo ]”

  1. Sani Says:

    その日私は某コブク○ライブなんかに行っておりました。
    俗世間のものです、ハイ。
    ヤギ面子をうすらぼんやりと覚えているので楽しかったです。
    アピりたい欲に無自覚かつ強烈にそれを出す人、どこにでもいるよねぇぇ~。
    自分はたまに薄い自分のソレに気づいて「おっとっと」とひっこめることがあります(笑)。
    ガチャピンで爆笑。

  2. psi Says:

    どもども、いつもご来駕ありがとうございます。
    コ○クロですか。いいっすねー。楽しかったですか?
    サマソニも最近日本のバンドがたくさん出ているので彼らが出演する日も近いかもしれませんね。
    >「おっとっと」
    ええ、私もやります(笑)
    まあ、ストレートに自慢してくれるのは全然OKどころかむしろ歓迎なんですよ。その人が何に価値を感じているのかわかって、それをほめたり尊敬すれば喜ぶってのが確実ですからね。
    別に誰かをほめたからってこっちは何が減るわけでなし、どうせなら気分良く話してもらいたいじゃないですか。
    まあ、ヤギ面子……というかあそこの出身者は「素直に自慢」なんてカワイイ技が使える精神構造の持ち合わせはなさそうですけどね(笑)
    ガチャピンはカッコいいですよ。ガチャピン最高。

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