【謹賀新年】新年早々壜の蓋が開かない件

金曜日, 01. 5. 2007  –  Category: 日常

謹賀新年と恭賀新年の違いってなんだろう? なんだろう君ではなくpsiです。おめでとうございます。
去年に引き続き菊乃井のおせちを買ってきたはいいんだけど、栗煮の壜の蓋が開かない。女一人暮らし、無力。orz
去年も苦労した記憶があるが、開栓器具を買おうとかそういう風には思わなかったのか去年の私よ。
しかもな、おばちゃんに「なますと栗煮と棒鱈と黒豆と昆布巻き下さい」つったのに元旦に盛り付けようとしたらなますが入ってねーでやんの。金はとられたんだろうか?
そんなわけで今年のおせちは色が黒っぽいものばかりで美しくない。むー。年初から大失敗な年の予感。
#どうでもいいけど、日本橋高島屋のデパ地下、菊乃井のブースに比べて吉兆がメチャメチャショボイんだけど、最近そういうもの?
#まあ、たねやが叶匠壽庵と同じ売り場面積持ってるご時世なので仕方あるまい。。。
↓以下我が家のおせち@2007


やっぱし黒豆は店のヤツがよい。きれいだし。
P1000115.jpg
なんか世間のおせちでは伊達巻とか入ってるらしいけど、調べたらあれはんぺんなのな。
つーか、伊達って伊達政宗でしょう?そんな最近のぽっと出のメニューいれらんないスよ京都的に。
…とかエラそうに言っといて実は「おせち料理を食べる風習は江戸時代から始まりました。平安時代の京都には伊達巻はおろかおせち料理を食べる風習そのものがありませんでした」とかそういうオチないよね!?
まあいいや、とにかくばあちゃんちとかでも出汁巻はあったけど伊達巻はなかった。というわけでpsiも出汁巻作ろうかと思ったんだけどあのつるつるの美しさを再現するのは面倒そうなので↓こんなのを作ってみました。
P1000116.jpg
テケトー。作り方は長芋のすりおろしたのと出汁少々、大葉の細く切ったのをとき卵に混ぜて醤油で味付けした後出汁巻風に焼くだけ。長芋が入ってるのでフワフワしてて美味いよ。ただ、時間が経つと萎んで切ないかんじになるけど(写真撮る前はもっとフワフワのスベスベだったのです)。
それから、雑煮に必要な大根を買ったはいいけど、80%くらい余るので鶏肉と煮付けてしまえ!と作ったもの。全然おせちじゃないです。肉臭いのがやなので生姜いれたら生姜臭くなった。美味いけど。
P1000118.jpg
京風(おそらく)雑煮。京都では丸もちと小芋(なんか小さい球形の里芋みたなやつ。里芋なのか?)と大根(これも小口大の太さのヤツで薄切りにすると自動的に丸くなるすぐれもの。正式名称は「京野菜」とかで検索すればでてくるかも。私は名前知らんし調べるのめんどいからいいや)をいれるんだけど(他のものもいれるご家庭もあるようです)、西友浦安店にはそんなものは売っていないので芋は省略して大根も普通の大根を使用。
P1000119.jpg
作り方は超簡単。
まずダシをつくる。ダシの作り方なんて書かなくていいよね。まあ、昆布は水から煮て、沸騰するかしないかのところで上げる、そのあと鰹節いれてひと煮立ちしたらこれもひきあげると。
大根はしょうがないから銀杏切りにして角を落としておきます。1.0-1.5mmくらいかな、厚さは。透明になるまで茹でても歯ごたえが多少残る程度。
でだ。ダシを火にかけて大根を放り込み、透明になるまで煮るんだけど、そのあと火を止めて白味噌いれます。
どのくらい入れるかというと、『京都料理が薄味だなんて幻想だうわーん!!!アイドルがウンコしないなんて幻想だーーー』と泣きが入るくらい入れます。溶解度曲線の限界を攻めます。(まあ、厳密に言えば味噌は溶解しているのではなくコロイ‥‥以下略)まあ、最終的にはお好みですが、普通に味噌汁つくる感覚で白味噌いれるとなんだか鰹節臭いだけのクソ不味い液体なので気をつけてください。
餅は面倒なのでレンジでチンして食べる直前に放り込むよ。
馴染ませるために一度沸騰するかくらいまで温め直しておしまい。
↑の写真も大概鰹節沢山かかってるけど、ウチのばあちゃんとかこんなものではすまない。御椀がこんもりなるくらい鰹節をかける。ひどい民族ですよ京都人。
六本木ヒルズが元旦早々セールをやるというので狙ってたコートをゲットするために元旦から六本木へ。
うむ、さすがに元旦のためか、六本木という土地柄のためか、セールでも人ごみはソコソコで収まっている。
まあ、アナスイの福袋は一瞬で売り切れてましたけど。
目的のコートもゲットできたし、余は満足じゃ。2日の渋谷パルコのセール行かなきゃならないのかと思ってブルーでしたが(二日の渋谷の死ね死ね度はハンパないっすよ、奥さん!)これで二日から引篭もれます。
では本年もよろしくお願いします。
# あ、誰か栗煮の蓋開けてくんね?

6 Responses to “【謹賀新年】新年早々壜の蓋が開かない件”

  1. Sani Says:

    一回書いたコメントが消えた(涙)。再送。
    うわー、美味しそうなものがいっぱい!
    てかおせち手作りしてる時点で偉すぎです。
    (私は実家に帰ったために選択の余地無し)
    京都と東京じゃ大分違うのねー。
    勉強になりました!
    ちなみにビンのふたはアレだ、逆さにしてお湯につければ、大抵のものは開きますよ。そのあとタオルで包んでぎゅっとね。開栓。

  2. psi Says:

    あけましておめでとうございます。
    新年からコメントスパムが絶好調で、コメントcgiのご機嫌がナナメのようです。お手間をかけてスイマセン。。。orz
    Saniはベジなんだっけ? カツオ節とかもダメなの? だとおせちは結構キツイかもねぇ。
    私は年に数回しか料理しないので、年始くらいはね。。。という感じです。
    そうかーお湯かぁ>壜の蓋
    実はまだ開いていなかったり(笑)
    蓋をドライヤーで温めるってのはやってみたんだけど、ダメでしたねぇ。なんか防腐剤とかが入ってないから普通より真空がきついんだってさ。
    お湯も試してみるね。サンキュー!

  3. Sani Says:

    そうそう、ベジにおせち、しかも台湾の肉料理中心おせちは厳しかった。
    ドライヤーかぁ。それも新技だね。
    美術部で、油絵の具のふたを開けるのにライター使った覚えもあるね。
    アレもフツーにやってたけど、今考えると相当乱暴だね(笑)。

  4. psi Says:

    >油絵の具のふたを開けるのにライター
    あっ、それなんか覚えがある! 美術部じゃないのに。
    アサノが言ってた気がする。。。幻聴かも。。。
    つーかそもそもなんで美術室にライター常備なんだって話ですよ奥さん。

  5. れんぎょう Says:

    わたしもコメントが消えた><
    お久しぶりです今年も宜しくお願いいたします。
    今年は実家で大晦日~新年を過ごしたので御節は省略。
    ちなみにうちの雑煮は、すんだ汁に焼いた餅2切れとかまぼこと三つ葉にゆずの皮少々でございます。
    かなりシンプル。

  6. psi Says:

    ううぅ、またもすみません;
    一回目のも送信成功していたみたいですが、「消えました」って画面でるのどうにかせねば。コメントスパムは相変わらず絶好調なのですが・・・
    デザインはそろそろ変えたいんですけどねぇ。目に優しい色に(笑)
    関東圏はお澄ましの地区が多いみたいですね。
    タダでさえ正月は色々食わされるのでお雑煮はあっさりが良いですよね。

Leave a Reply


Recent Entries

Category

Tag Cloud

Twitter

Google AdSense

Archives

Last.fm

more on last.fm