煽り耐性

火曜日, 10. 24. 2006  –  Category: ネタ

検察が印象操作に必死なのは煽り耐性が低いからかも(圏外からのひとこと)

 古い記事だけど、「煽り耐性」について。
 これまで「煽り耐性」ってどれだけ「インターネット文化擦れ」してるかって話かと思ってたんだけど、そうでもないかも。どんだけ2ちゃんに出入りしてもいつまで経っても釣りにマジレス繰り返してる人もいるしね。あれは好きでやってるのか?

 自分のことを振り返ってみると、それに最も近い体験はまだインターネットは見るだけのものだった時代にさかのぼる。
当時読んでいた某音楽雑誌に勢いで書いて投稿した原稿が忘れた頃にいきなり掲載されて、その次の号でその雑誌の準レギュラー執筆者と化していた某氏にようわからん否定をされたのだが、あれが当時公称10万部の雑誌だったことを考えると、高々500/日のユニークホスト数のサイトで難癖つけられるよりも全然大きい煽られ体験だったといって良い。
 確かに勢いで書いただけあって文章としてはひどい代物で、しかも半年くらい放置されてたので内容としてもすごく時期を外していたし、批判されてもしょうがないような内容だったけど、アレを掲載する編集部のレベルにも大いに疑問が残る上に、問題の某氏の批判原稿つーのがまたひどくてビックリした。まあどういう批判だったかはあまりに下らないのでここでは書かないけど、気になる人はバックナンバーでも探してくれたまい。

 当時は「いい大人が高々16、7の小娘が書いた文章に何を噛み付いているんだ意味分からん」と呆然としたくらいだけど、今思うと、奴は「煽られ耐性」が異常に低くて、「高々16、7の小娘に煽られた」と思ったのだろうな。噛み付く前に「もしや縦読みでは」とか考えないタイプだ。
 数年後に別の音楽雑誌(今はない)でその某氏がunderworldのレビュー記事なのに文字数の八割をファットボーイスリムを中心としたビックビーツブーム批判(と呼ぶのもおこがましいただの貶し)に費やし、ついでにそれを牽引していた某ライターを貶し(多分これが本題)、「それに引き換え」みたいな感じでunderworldを褒めていたのはマジ萎えた。underworldに失礼極まりないだろがよ。
 自分の原稿に対する批判記事があまりにヘボかったので、「なんかこの雑誌、偏差値教育に対するアンチのつもりなのか、低学歴が偉いとする風潮があるけど、じつはただ単純に低レベルなだけなのでは」という疑惑がむくむくとアタマをもたげ、だんだん音楽を言葉で語ろうとすること自体に萎えてきた。

 で、「俺中卒だけどスゲー本とか読んでるからサブカル畑でこんな小難しい文章書けます」みたいなのではなく、普通に高学歴の人がちゃんと思想とかやったらどうなるのか、と思ったのでT大とかKOの人が集う現代思想のMLに入ったんだけどこれがまた萎えた。
最初はなんとかトレードだかなんとかコマースだか忘れたけど地域通貨(仮想的な通貨を限られたコミュニティで流通させて云々みたいな)の話を真面目にしてたんだけど、何がきっかけだったのかフレームが発生して(多分「カルチュラル・スタディーズ」が発端だったような…)もうその後は小学生の喧嘩かと。下手に理論武装してる分始末がわるく、つーかおまえ、「記号論」ていいたいだけだろが!!
 そのうち私みたいに「現代思想は専門ではないので勉強させていただきたいと思ってます」みたいな感じで参加してROMってた人たちにまで「ROMの無責任が云々」みたいに飛び火してきて、さんざん小学生の喧嘩見せられた挙句、いきなり喧嘩を売られた人たちは、大人な人はサックリ退会し、そこまで大人になりきれない人は棄て台詞を吐いて(それでもそれまで発言していたひとの誰よりも思想スキル?が高そうな発言だったのがウケるが)去っていった。
 私は経過に興味があったのでいくら向こうがROMを釣ろうと躍起になっても静かに見守っていたんだけど、いい大学生(しかも一流大学の)がいつになっても自分達のやっていることのレベルの低さに気づかないのにうんざりして最終的にはやっぱ気分が悪いので辞めた。

# 2012年追記:↑のMLの末期の雰囲気を知りたい方は、東浩紀のTwitterをフォローしてみるとよいと思います。エゴサーチしまくって、誰彼かまわず売ってもいない喧嘩を気前良くばいなうしている様子はまさにあのMLそのもので、もしかして東氏あのMLに居たんじゃと思うくらいです。

 彼らも煽り耐性が低かったのだろう。

 あの時期(まだテレホとかの時代だ)にMLとか主催していたのだからそれなりにインターネット文化には接点あったんだろうけど、それとは関係なく、また学歴も関係がない。というか、現代思想と認知心理は関係ないって話か。
 それ以来、どうも2ちゃんとかはてなの文化には馴染めない。面白く読むし、炎上してれば下世話な興味も湧くけど、でも直ぐに疲れてしまう。
 かといってWeb2.0とかも純粋なテクニカルの話じゃなくてコミュニケーション論とか混ざってくると「はいはい、SFCカコイイのはよくわかった」みたいな気になっちゃうんだよねぇ。どうしたもんだか。

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4 Responses to “煽り耐性”

  1. Sani Says:

    興味深く読ませてもらいました。
    私も「煽り耐性」すごく低いです。
    自覚があるので下手なところには近づかないようにしてます。
    性質的にしかたない、マジメなほどうまく流せない、など色んな要因があるかと思うので、鍛えようとはあんまり思ってないかも。
    とりあえずのレスでしたー。

  2. psi Says:

    コメントありがとうございます!
    >自覚があるので下手なところには近づかないようにしてます。
    君子危うきに近寄らず、ですな。
    私も人に言われたこととか必要以上に気にしてしまうタイプなんですが、それは単に「ストレス耐性」がないのであって、「煽り耐性」とは別だと思うんですよね。
    まあ、煽り耐性は煽り煽られな世界で生きるのでなければ無理に鍛える必要もないかもしれません。

  3. 清河八郎 Says:

    シャレの分からない人たちが山ごもりすると「連合赤軍事件」とか起きるんでしょうね。MLって「中核派!」とか思って震えながら読んでましたがメーリングリストですかそうですか。
    2ちゃんの縦読みはだいぶわかるようになりましたが、最近は逆縦、斜め 逆斜めとかあったりして、ついていけません。
    >仮想的な通貨を限られたコミュニティで流通させて云々みたいな→喧嘩
    ペリカで大もうけ→とおるかこんなの!ばかもーん!

  4. psi Says:

    レス遅くなりすみません!
    あれ、MLって言いませんか? ほ、方言?
    っていうか最近じゃメーリングリスト自体使わないですからね。メルマガ(こっちはMM..あまり使わないけど)が辛うじてあるくらいで。
    喧嘩は多分カルスタ(カルチュラル・スタディーズ)擁護派と反対派の戦いだったと思いますよ。カルスタって単語聞いただけで顔を顰める御仁がチラホラいるので世の中要注意です。

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