ハウルの動く城

月曜日, 01. 10. 2005  –  Category: Review

ようやくハウル観てきました。
ソフィーの声は聞く度に倍賞千恵子の顔が浮かんで微妙でしたが、キムタクは巷で言われているほど気になりませんでした。っていうのも多分原作を読んでいないので、ハウルを素(?)のキムタクみたいなちょっと顔が整ってるからっていい気になってる抑揚のないナル入った困ったちゃん(キムタク嫌いではないです念のため)だと受け入れてしまったのだと思います。そういうキャラだと思って聞くと別に違和感ないです(笑)
話の筋は原作を読んでいないせいで脈絡なく感じられるところが結構あったのですが、絵や動きの部分はジブリの良さが良く出てて良かったと思います。ある意味ジブリ総集編的な趣もあり。


例えばキャラ的にカブってくるのは
サリマン(こいつは名前も某ファンタジー映画の魔法使いとカスってるわけですが…)⇔ヒドラの園の主、
荒地の魔女(中盤)⇔ヒドラの園に囚われたクシャナの兄、
荒地の魔女(終盤)⇔ヴ王、
サリマンの手下の手下にやられる戦艦⇔蟲の大群にやられるコルベット、
ハウルの城に転がり込んでやおら家事を頑張るソフィー⇔ドーラ一家の船に乗り込んで家事手伝いをするシータ、
ハウルがうずくまって隠れているところまでの道⇔トトロの森に続く茂みのトンネル
そのほかサリマンとソフィーが話しているときに陛下(もどき)が乗って降りてきたのはドーラ一家の使ってるやつと全く一緒だし、ハウルが引越しをしてソフィーに部屋を見せるシーンなんて山盛りになってる服の箱を見た瞬間に「流行りの服は嫌いですか?」ってつぶやきそうになりましたよ!
類型化しただけで何かを語った気になるのは良くないことなので、↑には特に意味はありませんが、ジブリ作品をそれなりに見てる人ならこういうポイントでにやりとする楽しさがあるんじゃないかと思います。
さて、注目ポイント。
第3位はカルシファー。声優が良かった。何しろ原題は「魔法使いハウルと火の悪魔」というくらいですから主役(の一人)なはずなのに。ハリポタで言ったら部屋とか囚人とかと一緒ですよ!(それはそれでどうか。)
もっとカルシファーに焦点を当てて欲しかったです。むしろこいつを超美形にするね。私が宮崎駿だったら。やべ、想像したらよだれ出てきた。
第2位はやっぱハウルのヘタレっぷりでしょう。ソフィーが風呂のまじないをメチャメチャにしたから髪の毛が黒くなったってあんた、たかがシロウトがモノをちょっと動かしたくらいのまじないを直せない魔法使いってアンタどうなの
そんなんでサリマンに「素晴らしい才能が」とか言われてんのかい。正直アレでしょ、サリマンもうっかりオトしちゃったんでしょ?
第一位はそのカリスマ腐女子、サリマンさんです。だってあんた、金髪オカッパセーラー服って。それオサゲ眼鏡メイド服みたいなもんですよ。腐女子的少年萌え3点セットみたいな! しかも寸分違わぬ同じ容姿がワラワラって。それも双子とかと一緒の萌え属性ですよ! いやん、まったく、そんなにハベらせて! チクショウ羨ましいぞサリマン!
きっとアレだな…ハウルもあんなかの一人だったんだけど奴はナル度高すぎて「こんな”その他大勢”で収まる僕じゃない!」って自らの美しさを探求する旅に出ちゃったんだな。バカだなぁー。(お前がな!)

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6 Responses to “ハウルの動く城”

  1. はちろ Says:

    あけましておめでとうございます。
    私も年明けに見てきました。ハウル。
    思いっきり不安だったキムタクが、案外アクがないソフトな演技で大いに感心しました。
    一方でテレビ東京の「男はつらいよ」の集中放送の見すぎで、「少女から老人まで」巧みに演じ分けた倍賞さんの台詞を聞くたびに渥美清さんがふらりと後ろからやってくる幻想に悩まされました。「あのカブが怪しい」とか思ってたら、かなり近い結果に(嘘つけ)。
    ただ、psiさんも触れているように、ジブリ作品も数が多くなってきただけに、前作品の影がちらちら見えるようになったと思いました。
    「よく働く人」というキャラクターで新参者のハンデをカバーするところとか、なんだか黒っぽいぬらぬらする人がうろつくところ、異形の仲間との珍道中、などのプロットは「千と千尋の神隠し」がずっとだぶってみえました。
    次作はもう少し新しい路線を期待したいところです。
    とはいって「ホーホケキョ隣の山田君」なみの大胆な路線転換をすると、スポンサーも観客もついてきてくれないので、むずかしいとこですが。
    ちなみにマルクル君がかわいかった。

  2. psi Says:

    あけましておめでとうございます〜
    あの絵のなかに登場したらなんだかステキなことになりそうですよね>渥美清
    ハウルVS寅さん….寅さんの勝ちかな(えー)
    カブはとりあえず怪しいでしょう。どう考えても。
    でもひっくり返ってたのを引っこ抜いてくれた感謝から恋愛感情に直結してしまう純情っぷりと若さに似合わぬ髪形はステキなヒトでしたね。
    黒っぽいぬらぬらは確かにそう思いました。>「千と千尋」
    顔はハウルよりもハクの方が好みですかね…まあほとんど同じって話もありますが。もちろん性格は断然ハウルですよ!
    マルクル可愛かったですよねーーvvvvv
    「またれよぅ!」を流行らせようとしてるのですがなかなか使いどころがわかりません。電車に飛び乗るときとか言ってみようかな。

  3. はちろ Says:

    マルクル言葉を流行らせよう作戦その1
    「わしは○○の方が好き(が苦手)ぢゃ」
    (市場でのせりふから)
    例:「わしはA定食のほうが…」
    ちなみに何気に見ていたNHK「義経」の出演者の一番最初に「神木隆之介」の名前が出てきた時は正直驚きました。
    >寅さん
    「天に軌道のあるごとく、人それぞれに運命というものがございます…」
    やっぱりヒロインに惚れられながら、終了30分前に自ら身を引いて、ラストでハウルの城に葉書が届いてエンド、がパターンかと。まあ、実行すると松竹とガチンコでもめそうなネタですが。
    ちなみにサリマン先生のラストのせりふをきいて、「止められるんならもっと早く止めんかい!」と内心突っ込んだんですが、本文コメントを読んで、ソフィーとハウルのカップルを中心とした幸せそうな擬似家族をいやぁな目で見ていた先生を思い起こすと、「この人は、戦争と召集令状にかこつけて、ハウルを手元に呼び寄せたいばかりに戦争を起こしたんじゃなかろうか」という疑念がむくむくと沸き起こって消えません。
    部下の死体を隠すために負け戦をやらかす将軍の話がチェスタートンの作品にありましたし。
    いや、まさか…

  4. psi Says:

    ていうか普通にサリマン先生はハウル欲しさに戦争してると思ってましたよ……
    サリマン先生の極悪っぷりについては↓に激しく共感。
    http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20041120173054
    でも、サリマン先生が戦争をハウルゲットのために利用していたというのは半ば公式設定ぽいですね。
    http://ahoeiga01.hp.infoseek.co.jp/hawl/

  5. れんぎょう Says:

    ハウル、ようやく観ましたー。
    それまでここをじっくり読まないようにしてたです。
    わたしもマルクル!
    あの、声を変える演出がいい。
    神木くんかわいすぎる!牛若丸もかわいすぎる!
    小5であの愛らしさはあり得ない!
    カブは、声が大泉洋だったので、最後のオチはどうも彼の顔がちらついてしっくりこなかったです(笑)
    私は倍賞ソフィー気に入ってます。
    確かに、途中で「さくらー!」といいたくなりますが。好きなのでいいです。
    感想日記もアップしますので(たぶん)
    読んでやってください。
    黒のぬらぬらやあらゆる場面で「千と千尋」がかぶったのは同感。
    ハウルとハクも、おかっぱ繋がり・・・?(笑)
    実は西洋風千と千尋だったりして。

  6. psi Says:

    れんぎょうさんこんにちは!
    ハウルご覧になりましたか!そうですよね、年末は外に出れなかったんですよね。
    いやー、マルクル最高かわいいですよね!
    うわさの牛若神木君はまだ見れてません。とか言ってる間にタッキーに変わっちゃうんでしょうね。
    >西洋風千と千尋
    クライマックスでヒロインとの関係が明かされるあたり全体的な構成もカブってますね。ハウルの原作って千と千尋よりは前ですよね? どっちかって言うと和風ハウルって感じですかね?

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