Wolfgang Tillmans
水曜日, 11. 17. 2004 – Category: Review
ヴォルフガング…といってもミッターマイヤーではありません。
ヴォルフガング・ティルマンズ展 Freishwimmer
この写真家の事を知ったのは大学の2年生くらいのときだったと思います。
当時大流行してたガールズポップ的な写真が嫌で(見るのは好きだけど、自分で撮りたいとは思えなかった)、かといってホンマタカシのあざとさとかもどうなんだろう? と思ってたときに本屋で写真集を見てこれだ! と思いました。
ゲルハルト・リヒターみたいな抽象的写真もとても美しいのだけど、普通のスナップが好きです。三角形の底辺の両端にホンマタカシと佐内正史を置いたら、残りの頂点にくるようなそんな写真。
クリアーでありながら、肩の力が抜けている。
彩度と明度のバランスが絶妙。
展覧会に行ったのは先々週かな?
展覧会として優れていた点は、オペラシティの規模の会場で、途中まったく飽きさせなかったところ。
展示方法が素朴だったところ。
ポートレートの作品数の割合が丁度良かったところ。ポートレートは数が多いと嫌になる。
サービスサイズの写真は隅に貼るといまいちだと私は思いましたが、ダンナはほめてました。だんなもコンコルドの写真集を買って以来ティルマンズ好きです。
Tags: photo
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