夏アニメなど

日曜日, 07. 6. 2008  –  Category: Review

春アニメなど」のエントリが「RECENT ENTRIES」に残っているうちから「夏アニメ」です。更新少ねぇーなー
はてさて今回ダントツ一番注目作は「鉄腕バーディー DECODE」です。
1. 原作が「究極超人あ~る」のゆうきまさみ!(「パトレイバー」の、つったほうが通りがよいか?)
2. 監督が「ヒートガイジェイ」の赤根和樹!(「エスカフローネ」「ノエイン」のつったほうが通りが良いか?)
3. ヒロインのCVが「ヒートガイジェイ」のキョウコ(千葉紗子)!男勝りな、でも可愛さを喪わない声をやらせたら天下一品!
4. 同じく「ヒートガイジェイ」のエジムンド(藤原啓治)こいつもエジムンドより有名な役いっぱいあるわ。中佐とか
5. OVAから引き続き出渕裕が監修(出渕作品に絡んだ声優盛りだくさん)
6. 当然のように大野木寛も構成に噛んでいる。
7. そして製作は最近当りが多いA-1 Pictures
8. とどめは背景「草薙」。
はーはー。語ると長くなるので箇条書きにしてみた。
ダメなはずがない。
営業店移行作業中に「俺、この移行が終わったら、家に帰って鉄腕バーディー観るんだ…..」とブツブツ言っていたらプロジェクトマネージャーに「鉄腕バーディーアニメやんの? いつから?何曜日?」と聞かれました。大丈夫か、このプロジェクト。
まあ、奇跡のように何事もなく移行作業が終わり、無事に第一話を観たわけですが、アクション!アクション!アクション!期待通りザマス! 千葉タンもイカしてるザマス!
次回からはもうちょっと日常っぽい話になるらしいですがそれも楽しみ。原作(新/旧)とは違うストーリーらしいのですが(psiは読んでない)、「パトレイバー the Movie」っぽい感じになると予想しつつも「あ~る」のギャグを忘れずにちりばめて欲しいものです。
それから今度のノイタミナ枠は「西洋骨董洋菓子店」です。
よしながふみの独特の間をアニメで表現できるのか幾分心配しつつも、ノイタミナだしやってくれるでしょうと思っていました。
んが、第一回は心配していたところとは違うところでなんか微妙。
間はね。いや、再現しているかどうかはわかんないんだけど声優さんの頑張りと、あとアホ顔をためらわずにきっちり崩している勇気によってあんまり気にならないのですよ。
深夜アニメだからきっちりやるかと思われていたホモシーンもあからさまにイタしてる最中はカット。それと分かるように変な説明台詞がついているのもまあ、許せない範囲ではない。
じゃあ、なんで微妙なのかって、上手く説明できないんだけど、画面がイマイチ締まらないのだ。
一つには線が安定しなくて、というか統一感がなくて、散漫になっているのが原因。おそらくスイーツ描写を頑張ろうと思って小物や背景は主線なしorほとんどなしのリアル調にしたんだけど、登場人物はもとがよしながふみの絵だからリアル調にするには無理がある(個人的にはいっそのことよしなが絵を無視してリアル調になじみやすい描き方に変えるのも手だったと思うけど)ため、アニメーターの方向性が揃ってないんじゃないかと推測。
二つ目は色彩設計の担当者の力量不足。お菓子の話だからって訳じゃないだろうけどなんか全体的にぽわーんとしてメリハリがない眠い画面になってしまっている。
スイーツ(笑)描写はエイジの食ってたケーキと魔性のゲイが面接時に作ってたやつだけなんだけど、これも「このためにアニメ化した!」ってほどの美味しそうな描写じゃなかったしなぁ。なにがやりたいんだろ、このアニメ。
まあ、来週以降も見ますけど。
■春アニメ感想
「マクロスF」「二十面相の娘」「BLASSREITER」「絶チル」は引き続き楽しみ。
「ドルアーガの塔」の引っ張りすぎは犯罪級。来年まで待てるか!

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