2007年まとめ 【アニメ編】
木曜日, 01. 3. 2008 – Category: Review
おおきく振りかぶって 1 黒田洋介 吉田隆彦 水島努 アニプレックス 2007-06-27 |
今年は知り合いの弟が甲子園出てたのでそれで甲子園チェックしたりとか、結構タイムリーだったな。アニメの放映タイミング。
アフタヌーンで立ち読みしてた時は「花井君うちの娘の婿にきてくれねーかな」とwktkしていたのですが、アニメ始まってから田島くんが。田島くんが。桐青戦のウィンクではキュン死にしました。今アフタヌーンでは田島くんがキャッチャーやっててもうお前どんだけ活躍すれば気が済むのかと。
いやー若者が頑張ってる姿って素晴らしいよね。
原作たまったらまたアニメやってくだちい。
どうでもいいが、泉君が原作よりも大幅にエロカワイイ件。
2. 電脳コイル
電脳コイル (1) 通常版 折笠富美子.桑島法子.矢島晶子 磯光雄 バンダイビジュアル 2007-09-25 |
なんというか、優等生アニメだよね。
舌が肥えた(舌だけじゃないという噂も)アニヲタ相手に隙を見せないすごいアニメだと思う。そこへ持ってきてこういう作品て「ゲージツ作品ですよー」てな感じでアニヲタの反感を買いやすいんだが良い意味でベタベタなキャラやストーリーを配置することで「いえいえこれはアニメですよー」って腰を低くしているところもok。
萌ポインツは当然ハラケンとさっちーですよ。普段はMっぽいハラケンが「待て!」とかいってSなの。ウフフ。
最終回はWユウコで百合シーン……ってN○Kさん!N○Kさん!止めてー!どこが優等生やねん!
次点1 地球へ…
アニメ製作の質は高かったんだけど、メディアミックス展開意識しすぎ→萌えポインツあざとすぎなのが、ストーリーが根本的に大時代的なのとミスマッチで今一歩な感じでした。
次点2 DEATH NOTE
これもアニメ製作の質は高かった。意欲も感じられたし、映画と合わせて社会現象レベルまでヲタクネタを持って行った(月とLっていうと非ヲタにも大抵通じる)のはすごいと思う。
ただ、漫画自体がこれ90年代にやってほしかったし、漫画がpsiの中で(=おそらく多くのヲタクの中で)盛り上がった時期とアニメ化の時期がずれ過ぎた。ヲタの間で評価が定着してきた2004年くらいに深夜アニメとかにしてくれると嬉しかったのだが。まあ、2004年の深夜じゃ予算的にあのクオリティは無理だったと思いますが。。。
あとは絶望先生とかモノノ怪とかが評価高かったみたいなんだけど絶望先生は自分的にコミックが盛り下がってきたタイミングだったので視聴せず残念でした。モノノ怪もああいうちょっとビジュアル頑張った感のあるアニメに疲れてた時期でこれもタイミングが悪かった。。。
以下、番外編で今さら観たエヴァについてウザく語るよ。つーか語ってるのは音楽についてでアニメと関係ないので追記に。
番外編 TV版新世紀エヴァンゲリオン
なんというか、これまで見なかったせいで自分の中で肥大化していたというか、ものすごい深い作品なのかと、見る前に創世記と黙示録もう一回読み直さなきゃだめかとか思ってたんだけど、普通にロボットアニメだったので拍子抜けした。
ただ、同時代を共有しなかったものが何をかいわんやだってのもわかっているので、これをあの時見たらどうだったのかなーとも思う。自分的には一番尖っていた時期なので、ものすごい反発しただろうけど、その反発を体験してみたかった。
昔ガッコウの先輩と話してたことあんのよ。「お前はグランジを分かってない」みたいな話で。
「そりゃ当然すよ。グランジリアルタイムじゃないですもん。私が音楽聞き出したのはカートが自殺した頃ですよ。もう終わってたんですよ、グランジは」
「終わってるとか終わってないとかじゃないだろう、名作は」
「んー、じゃあ、こういうたとえはどうです? 今、新人バンドとかでもレディオヘッドを聞いて育った子たちがたくさんいて、現在流行ってる曲ってのは”OK Computer”を消化した音じゃないですか。私たちはそれをOK Computerの系譜として聞きますけど、ここ数年で音楽聞き出した若いリスナーにいきなりOK Computer聞かせて”すげぇ!”って言われるかっつったら、微妙だと思いません? どこが新しかったのかわからないと思いますよ。やっぱあれはグランジの終焉がありつつの、ブリットポップの狂騒がありつつの、その中一人パラノイアに苛まれてウジウジしてたトムの暗黒時代がありつつの、シーンがダンス・オリエンテッドにシフトしつつのプロディジーだのケミブラだのがひと段落仕掛けたところにトリッキーだのマッシブだのポーティスヘッドだのトリップホップが静かにブリストルで盛り上がりかけてて、ビョークの凄さがようやく世界的に認知されて来つつの、そういう状況で出てきたってのが衝撃的だったわけですよね? そういう文脈を体験してない人に無理やりOK Computerすげえ、って言わせようとしても無理なんじゃないですか? あれが名作なことには変わりないですけど。 同様に90年代初頭のアメリカを体験していない私にダイナソーもパールジャムもピンと来ないのはしょうがないと思うんです」
「……なるほど、理解した気がする」
……長えな。まあ、とにかく私にとってエヴァは1990年代後半に聞くグランジ、終わってしまったグランジ、ラジオのDJが番組中に絶句しながら伝えたカートの自殺のニュース、みたいなものなのだろうと思う。
1月 3rd, 2008 at 11:04 PM
アニメは全くみなくなりましたねぇ・・・
旦那の影響でガンダムシリーズは一応観ていますが。
エヴァは私も本放映の数年後にまとめて観ましたが
ロボットアニメな部分はよかったのですが、昔少年だった男の人の妄想を押し付けられたような不快感が映画版も通してみて感じられて吐き気がした覚えがあります・・・。
深そうに見えて全然深くないと思ってます←エヴァファンに殺されそうだけどw
1月 6th, 2008 at 7:36 PM
アニメはご覧にならないんですか。意外です。夫婦でアニメ鑑賞とか楽しそうなのに。
エヴァは単純にロボットアニメですよね。
昔少年だった……は仰る通りだと思います。
まあ、人間の半分は昔少年で、その中のかなりの人がこうした鬱屈したアレを抱えていたわけで、リアルなドラマを描こうとすれば、これを描くこと自体は別に問題ないというか、意欲的ですねぇてなもんなのですが、問題は少年時代のソレに制作者自身がまだ決着をつけられていないのに、最後の二話+映画版(旧)でそれに結論というか、説明づけようとしたところに無理があったというか、不快感の原因があるような気がしますね。。。
1月 21st, 2008 at 12:17 AM
もう今のアニメについていけないんです。年ですハイorz
フジのノイタミナはたまにみていましたけど。
最近は夜中起きていられないことも多いので(´Д`)
>制作者自身がまだ決着をつけられていないのに~
なるほど!確かにそうかもしれません。
すんごい無理やりな感じとか・・・解決していないなら、あえてそのままにしたほうがよかったのかもですね。
1月 22nd, 2008 at 12:56 AM
ノイタミナ枠は平均点高いですよね。
前クールのもやしもんも良かったし(←阪口大介好き)、墓場鬼太郎をピックアップするセンスには脱帽しました。50周年だからって。
夜中は基本的に仕事してるか呑んでるか(オールに備えて)寝てるかなのでアニメはPSXにお任せです。よく音声抜けて録画されるので凹みますが。
お子さんとかいるとまずリアルタイムは無理ですよね~