80年代‥‥何もかもが懐かしい‥‥
日曜日, 05. 14. 2006 – Category: 日常
艦長ーーーーーーーー!!!
さて、懸案事項がやっとひとつだけ片付いた。他にも差し迫った用事が色々あるのだが、GW(ゲートウェイでもガンダムウィングでもないぞ。使い古されたネタながら。)返上してしなければならない仕事をほっぽって勉強した(二重の放棄)試験が終了したので、とりあえずいろいろ片付けることに。
13日はVIA BUS STOPのファミリーセール。この間VIA REPUBBLICAの7万近くするカバンを買ってしまったので(それでも9万のと迷ってセーブした)、セールでは大人しくしようと心に決めたのに、結局調達しようとしていた財布とパーティーバッグはいいのが見つからず(近頃BEAMSなどにも出ているguri guriのが可愛かったのだが自分のキャラを考えてやめた)、結局なんだかんだで10万使う。ダメっ子だ…(自分をダメっ子というのは「自分で自分がダメなのは分かっているのでこれ以上私を責めないで」という暗黙のメッセージなので同意してはいけません)
戦利品:
・TOCCAの白ジャケット→コサージュつき。TOCCA靴一足も持ってないのにジャケット買うってあんた。
・フセイン・チャラヤンのショート丈スウェットカーデ
・フセイン・チャラヤンのララァ服(袖が無意味に広がっていて襟ぐりが開いている服をそう呼ぶ)
→最近フセイン・チャラヤンを良く買う。中学生や高校生のころ「こんな服が欲しい」と思っていた感じの服なので安心する。つまり適度なダサさ。
・TINGのボックス型ポシェット→クラブとか行くとき役立ちそう‥‥と思ったけどいつ行くんだよクラブなんて。
・RODRIGUEZのキャスケット→コサージュつき。でも鍔なしの帽子はあんまり被らない予感。
しかしなんだなー、独特な世界だよな。VIA BUSとかの客層って。店頭で売ってても「これどうやって普段着るんでしょうか…」とか思うような服を普通に着て来ていらっしゃる方々だ。まあ、参考にはなるのですが。
VICTOR&ROLFのコーナーとか「ヤバイッ! DURAN DURAN出てくる!」みたいな80年代臭が立ち込めてたしなー、っていうかV&Rはもうロゴからしてバブル時代の匂いで構成されている。
渋谷のmovida館行くときとか良く思うんだけど、基本的にモードって80年代の産物だよね。
要はあの時代は誰もかしこもデザイナーズのヘンなカットで派手な色使いの服着てたから、デザイナーズ→80年代というヘンなシナプスが繋がった模様。
私は幼少時「おはようナイスデイ」で東海林アナが女子高生コンクリ詰め事件をレポートしたり「今日もジュリアナは大盛況」みたいな特集を見てからおもむろに幼稚園に登園し、担任の先生にグリコ・森永事件の脅迫状の内容を読み上げてあげる等、トレンドに敏感な人間だったので、お立ち台でジュリ扇フリフリ踊っているボディコンに身を包んだ方々をTV越しに見ながら「私も社会人になったらこうなるのか? いやならないだろう。 ならないとしたら、どういうポジショニングがあるんだ?」と真剣に悩んでいたわけです。つまり、自分がボディコンギャルになる/ならないはともかくとしても、自分が社会人になるころ、依然世の中は「ボディコン or NOT」で語られる世界であると思っていたわけです。実際には「コギャル or NOT」であったりしたわけですが、そのとき、「非コギャルかつそこそこイケてるポジションはどこか」と姑息にも周囲を窺っていたのと同様に、「非ボディコンかつそこそこいけてるポジションにつかなくては」と幼稚園生の時分から心配をしていたわけでして‥‥まったくの杞憂。
今は呑み屋でビールあおってタバコバカバカ吸いながらクダ巻いてても「オヤジギャル」なんて呼ばれもしない。
今となってはものすごい肩パットのスーツが家にあったりすることは自嘲気味に笑いの種にしなければならない風潮だが、幼少時このような光景を刷り込まれた我ら80年代キッズには、はっきりとバブルの刻印が押されている。丁度肩の背中側の辺りに。そのうちシワシワの婆さんが静々と進み出てきて「お待ち申しておりました、バブルの刻印を持つお方‥‥」とか深々と頭を下げるに違いない。そんでバブル時代チックなものや場所に出会うと、その刻印がほの赤く光って、我々は両手を掲げ、「父と子と聖霊の恵みがこの者の上に豊かにありますように」と祈ってしまうのだ。