突然ですが、当サイトは引っ越します。→引越し先:in/flux
まだサイトのデザインや、パーマリンクの整理など全然できていないのですが、とりあえず告知のみ。
今更Twitterアカウント取ったので、移行が完全完了するまではこっちでブツブツ言ってるかもです。
→psi_influx
引越しの理由はこのチェ○シーのパクりなデザインに変えてからもう何年も経っていて、そろそろ変えなきゃなーと思ったのですが、どうせならテンプレートもちゃんと整理したく、だったらMT5に変えてからのほうがよいのではないかと思ったところに端を発します。
ところがMT5にバージョンアップしようとしたら、xreaのs33サーバにインストールされているPerlのバージョンが古すぎて、MT5をインストールできないことが発覚(リリースノートとかちゃんと読まずに作業開始してトラブるタイプのSEです。スイマセン)。
MT5使えないなら、サーバーを変えるかMTをやめるかなのですが、ここのperlは相当古いので、MT以外でも面倒が起きないとは限らないため、サーバーも変えてMT5もやめることにしました。
MTはまだ日本に気軽に使えるブログサービスがほとんど無かった頃、(特にISP縛りなどが無く無料なのは北国tvくらいだった)、後にSixApartの中の人になる日本のブロガーのかたがたの記事を参考にしてがんばってインストールした思い出があるので、離れがたくはあるのですが。
そもそも、psiがなぜMovable Typeを使用したいと考えたかなのですが、当時は日記サイトといえば、自分でゴリゴリHTMLを書くか、日記cgiを使うのが一般的でした。
ゴリゴリといってもHTMLのタグを打つくらい大したことないので、ただ記事をアップしていくだけならそれで十分なのですが、更新管理や並べ替えがしづらいという問題があります。また、ページのデザインと、情報そのものや情報の属性を分離できないというのも、なんか違うなぁーと感じていました。
日記cgiは並べ替えやページングは楽ですし、配布されているCGIをカスタマイズすれば日付以外の方法でソートしたりできるようにすることは可能だと思われました。テンプレートを使用するタイプの日記cgiでは日記の内容とページのデザインも比較的分離されており、かなり要件を満たしていたのですが、検索に引っかからないという問題がありました。
日記サイトを開設されている方の中には検索エンジンなどには引っかかりたくないとわざとロボット避けの対策をしていらっしゃる方も当時は多かったですが、psiは、インターネットの情報は極力公開情報であるべきで、どんなにパーソナルでくだらない情報でも、検索に引っかかって「あ、このひとも自分と同じこんなくだらないことに興味を持っている」とわかる、というだけでも意味があるという考えだったので、静的ファイルを生成してくれるタイプのcgiを探していました。
静的ファイルを生成してくれるタイプのcgiもあることはあるのですが、やはり無理やり感が否めず。
そのとき、どうも海外ではweblogというものが流行っているらしいという話がネット上に流れ始めました。
日記cgiのようなものを使って簡単に記事が投稿できて、アメリカでは一億総ジャーナリスト状態になっていると。
詳しく調べてみると、そのweblogで一般的に使用されているのはMovable Typeと呼ばれるCRMシステムで、DBで投稿内容を管理する本格的なシステムながら、オープンソースのため無料。MySQLとPerlが動くサーバがあれば誰でもインストールできる、おまけに全てエントリーがHTMLで静的に吐き出されるからGoogleスコアが大変なことになるらしいと知り、日記cgiに比べたらハードルは高いけれども試してみる価値はあると思いました。
実際がんばってインストールしてみたら、日本語でMovable Typeを使っていて、かつ二次元オタク系の記事を書いているサイトというのは当時数えるほどしかなく、連日さまざまな検索ワードでGoogleのトップに躍り出て肝が冷える思いがしました。
(一般的にオタク女子は世間から隠れるべしという暗黙の了解があり、二次創作サイトなども、ロボット避けをしていないとマナー違反みたいな空気がありました)
当時遊んでいた十二国記オンライン関連の検索ワードでも軒並みトップで、そのおかげで他のプレーヤーさんたちにたくさんご訪問いただき面白おかしく盛り上がれました。その節はどうも。
逆にビビったのは、とある女性研究員の方がメディア露出していて、その写真を「…ていうか、IT化されてることよりもこのおねえちゃんがキャンギャルではなく「NTT未来ねっと研究所の板生知子工学博士」であることに驚愕です。」みたいな感じで掲載したらそれが2ちゃんだかふたばだかに転載されアクセス数が50倍くらいになり、「やべぇ、完全にネチズンの美人写真需要をなめてかかってた!」と思ってあわてて取り下げたりとかいい思い出です。
最後にこれまでのサイトデザインの歴史。
■サイト開設時(2003年~)
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■2005年~
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■2006年~
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■2007年~
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