ヒーローはデフォルトでラッキー
水曜日, 02. 9. 2005 – Category: News
■ 超ラッキーなヒーロー『とっても!ラッキーマン』DVD化!(CD Journal.com)
連載当時は一番よくジャンプを読んでた時期なので記憶に残ってるのですが、この漫画、絵もやる気がまったく感じられず、ストーリーも大したことなく、ギャグも面白いのか面白くないのかよくわからないギャグ漫画でした。
しかし、この連載が始まったとき、激しく身震いしてしまったのは、この漫画のコンセプト自体が痛烈なジャンプ漫画への批判になっているということなんです。
要は、表向きはジャンプ漫画のヒーローは正義と勇気と友情で悪に打ち勝つことになってるわけですが、ピンチを打開するのは結局はありえない強運なわけですよ。そういう意味ではジャンプ漫画キャラ全員「ラッキーマン」なんですけど、そんなことは公然の秘密なわけです。
そこを敢えて「運だけで敵に勝つ!」と宣言した「ラッキーマン」の皮肉というか毒はすごいなぁと感心した中学生の私でした。
6 Responses to “ヒーローはデフォルトでラッキー”
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第二期ジャンプ黄金期
2月 14th, 2005 at 10:27 PM
「沖の鴎に ふかし芋とられて ツイテネー」
「ラッキー クッキー 八代亜紀」
(by 八代亜紀)
私はアニメで見ました。ちょうど自動車教習の合宿中に再放送やっていて、娯楽が少ない中、夢中になってみていたのを覚えています。
「勝利マン」「努力マン」「友情マン」という「ジャンプ三原理」そのままのキャラが出ていて笑えました。勝利マンの勝利にかける情熱、すごかったです。尊敬しました。友達にはなりたくないけど。
東京に帰ってから原作を読んだんですが、絵がなんというかものすごくって、一気に脱力しました。
かって「ドクタースランプ」で「Drマシリト」として出ていたジャンプの編集者さんが、「ラッキーマン」では「編集長」として何かの大会の委員長をやっていたのが印象に残っています。
この当時のジャンプの連載は絵がテキトーっぽい物が多かったと思いますが、あまり評判がよくなかったのか、その後「るろうに剣心」あたりから普通のアニメっぽい絵が多くなりましたね。全盛期の濃い絵の作家さんは他の雑誌に行ってしまいましたが。
2月 15th, 2005 at 7:24 AM
>「ラッキー クッキー 八代亜紀」
確か原作中でも良く出てきましたよね。
アニメで本当に八代亜紀が主題歌を歌っているのを目撃したとき、八代亜紀の懐の深さに衝撃を受けました。
当時の編集長…なんて名前でしたっけ? なんかの大会の委員長で出てきたのは覚えてます。マシリト博士のモデルと同一人物だったんですね〜知りませんでした。
当時は絵がテキトーというか、なんというか、ヘンタイ仮面とかはテキトー以外の何者でもないですけど、漫★画太郎とかは適当とかなんとかを超越してるし、つの丸も女子受けするとは言いがたいし、ボンボン坂高校は絵は綺麗だけどストーリー(なんてあったのか)が女子向けとは言いがたいし。
サイコプラスの初回表紙だったときは本当にこれ週刊少年ジャンプなのかと駅の売店のまえで考え込んでしまいました。るろ剣の読みきりが載ったときもしかり。
そんな藤崎と和月ですがいまのジャンプでは決して「絵が綺麗」という印象は受けないのだからすごいです。
普通のアニメっぽい絵が多くなったのはテキトーな絵の評判が悪かったというよりは、ジャンプの売り上げがどん底だったのを救ったのが腐女子パワーだったので、「よし、これからは美少年いっぱい出すぞ!」みたいになったのではないでしょうか。まあ、腐女子的にはオーケーですが。
森田まさのりとか原哲夫の絵がないとジャンプって感じがしません…荒木先生はご健在ですが。
2月 16th, 2005 at 12:26 AM
>当時の編集長
鳥島(とりしま)さんです。今でも編集長なのか、グーグルで調べたら、なぜか「沖ノ鳥島」問題のサイトが大量に引っかかってあきらめました。
>変態仮面
調べちゃったじゃないですか…。某巨大掲示板で時々見かけた顔ですが、本物はインパクトが…。
「けっこう仮面」でも一日読み続けないと消えそうにないです。
>つの丸
ミドリのマキバオーですね。これは時々見てました。この時期であんまり「腐女子受け」しない作品というと、他に「すごいよ!マサルさん!」がありましたね。原作で始めてみたときはこういう作品がジャンプに載る時代になったのかと愕然としました。ギャグが分からず、ついていけませんでしたが、アニメになったらすこしはわかりやすくなりました。ちなみにまじめキャラが多かった主演の上田祐司(現うえだゆうじ)さんは、これのアニメに主演してからはっちゃけたキャラクターを多く演ずるようになりました。
>サイコプラス
のちに封神演技書いた人だそうですが、これの画風はそれとも印象が違いますね。マガジンに「クランプ」がのるご時世では、さして珍しくもないのでしょうが、当時は衝撃的だったでしょうね。
>漫★画太郎
独特の画風ですよね。「珍遊記」は時々見ました。「おめーらには教えてやんね」はどこぞのサイトで見たような気が。
腐女子受けしない絵、というタイプだと「ワンピース」がこれに入りますね。アニメ版を主に見てますが、浪花節なストーリー展開と人が死なないこだわりがけっこう好きです。
2月 16th, 2005 at 6:01 PM
>鳥島
なるほどーー。トリシマ→マシリトってことでしたか…
マヤリトでいいじゃん。
>藤竜
彼は漫画家になるつもりはまったく無く(まあここらへん多分誇張ですが)、コンピューターの専門学校生のときに遊びで書いて応募した作品がジャンプの漫画賞をとってしまい、デビューしたので、アシスタントとかの経験が無く、画風が独特だったのだと思います。
当時は藤竜と戸田さん目当てで季刊ジャンプも毎回チェックしてました。
>ワンピが腐女子受けしない
甘い! 甘いよチョコレートより! はちろさん!
ワンピの腐女子マーケットたるや、もう…
まあ、サンジ×ゾロとかは誰でも考え付きますが、ありえないカプがぞくぞくと….
私も雲の中に行くらへんまでは読んでました。
2月 16th, 2005 at 9:39 PM
>甘い
はあ…。
エロ同人誌のネタになってる、て話は聞いてましたが、そっち方面にも…。
世の中には私が知らなくてもいい世界がまだまだあるのですね。
>ありえないカップリング
想像の範囲外ですね。
「ミスター2×ボンクレー」とか?(待たれよ)
「クロマーリモVSルフィ(アフロバージョン)」とか?(符合が違う)
2月 17th, 2005 at 1:25 PM
>「ミスター2×ボンクレー」とか?(待たれよ)
>「クロマーリモVSルフィ(アフロバージョン)」
笑。
いや、ワンピ業界(?)は踏み込んでみたことないので私もよくは知らないんですが…